本文へスキップ

減塩ネットは、減塩と健康を応援するための情報を集めたポータルサイトです。

塩と体のはなしCONCEPT

当サイトはアフィリエイト広告リンクを含みます。

海の塩、山の塩

「塩は大きく分けて2種類」

  塩のイメージ

塩には海の塩、山の塩とあります。
「海の塩」とは、その名のとおり、海水から作られたものす。
「山の塩」とは、岩塩や湖塩から作られたものですが、岩塩や湖塩も、海由来のものです。
海水に含まれる主な成分は、塩化ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、カリウムです。 塩に含まれる成分の含有量は、塩の製法によって異なります。 それぞれの塩の特徴を把握して、減塩に役立つ塩選びの参考にしてください。


「海の塩(海水から作られる塩)について」

ナトリウムが不足すると体には次のような症状が現れます。

製塩方法
  1. 天日塩
    海水を太陽と風の力だけで徐々に結晶化させたもの。海水のミネラル分も含まれるが、塩化ナトリウムが多い
  2. 釜焚き塩
    海水をある程度太陽と風の力で結晶化させた後、釜焚きし、さらに水分を蒸発させたもの。海水の成分をできるだけ壊さないようにしたもの
  3. 再生加工塩
    主に輸入した天日塩を水や海水に溶かし、にがりなどのミネラル分を添加したもの。天日塩の栄養分に、さらにミネラルを足したもの。
  4. イオン交換膜法
    海水に電極とイオン膜を使って、塩分(塩化ナトリウム:NaCL)の濃縮液を作り、それを釜焚きし、水分を蒸発させたもの。塩化ナトリウム分が多い。

山の塩に比べてミネラル分を多く含んでいるため、塩辛さだけではなく、味の深みやコクがあるので、淡白な味の調味に適しています。
野菜や白身魚、豚や鶏など比較的淡白な味の肉を使った料理に使用すると、素材の味をうまく引き立てる事ができるでしょう。


「山の塩について」

種類
  1. 岩塩
    海底だった土地が地殻変動により隆起し、干上がる事で海水の塩分が結晶化たものです。長時間かけて海水が結晶化しているため、塩化ナトリウムの純度が高いのが特徴です。
  2. 湖塩
    地殻変動によって海だった場所が塩分の高い湖(塩水湖、塩湖)となりその塩分が結晶化したものです。
    湖塩も岩塩と同様に結晶化されているので、塩化ナトリウムの純度が高くなっています。


製塩方法

採掘した岩塩や湖塩を水で溶かし、それを天日干ししたり、釜焚きして製塩します。塩水湖の塩水を使用する場合は、天日干し、または、釜焚きして製塩します。

岩塩・湖塩とも、塩化ナトリウムの純度が高いため、塩辛さが際立っています。そのため、くせの強い肉(牛や羊など)や魚(かつおやマグロなど)への味付けとして使用すると、素材に負けない調味ができるでしょう。

■海の塩と山の塩、どっちが減塩に適しているの?

海の塩、山の塩のどっちが、と言うより、カリウムやカルシウムが多く含まれている塩が減塩に適していると言えます。
カリウムやカルシウムは体内の塩分濃度調節に関わる成分すから、これらが多く含まれている塩を選ぶ事で、摂り過ぎた塩分を無理なく排出する事が期待できるからです。
塩を購入するときは、パッケージに印刷されている栄養成分表のカリウムやカルシウムの含有量を見るように心がけましょう。


塩に関する情報が掲載されているサイト一覧


「株式会社日本海水」

株式会社日本海水


株式会社日本海水は、塩の総合メーカーとして、粒径の違う塩や結晶形の違う塩など様々な種類の塩を生産している会社です。
塩に関する情報は、ページ上部のナビゲーションボタン一番右の「個人のお客様」をクリックします。
塩と健康の関係、塩の安全な選び方、塩の基礎知識、レシピなどがあります。

株式会社日本海水のサイトはこちら



「財団法人塩事業センター」

財団法人塩事業センター


財団法人塩事業センターは、塩のメーカーです。
塩の性質、用途、品質、塩づくりの方法、統計資料等を公開しています。
また、食卓塩の減塩タイプを発売し、この塩を使った料理レシピ、塩を使った料理のコツなども公開しています。

財団法人塩事業センターのサイトはこちら


塩と体のはなしインデックス > 海の塩、山の塩


サイトをご利用の皆様へ

掲載している情報の正確さには万全を期していますが、減塩ネットは利用者が当サイトの情報を用いて行う一切の行為について、いかなる責任を負いません。また、当ウェブサイトに掲載されている内容に関していかなる保証をするものではなく、当ウェブサイトの掲載内容は予告なしに変更又は削除される場合があります。予めご了承ください。
当サイトに関するお問い合せおよびリンク切れのご連絡はこちらのお問い合わせフォームからお願い致します。



塩と体のはなしインデックス > 海の塩、山の塩


バナースペース