「広南病院が考える毎日使える減塩レシピ」通りに料理を作りました

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レシピどおりに減塩料理を作る

広南病院が執筆・監修したレシピ本を使って減塩料理作り

今回使用したレシピ本は、宮城県仙台市にある脳卒中に強い病院として、24時間年中無休の体制を整えている広南病院が執筆・監修した「広南病院が考える　毎日使える減塩レシピ」です。

広南病院が考える毎日使える減塩レシピ本

このレシピ本は和食・洋食・中華の献立レシピが15種類、一品料理のレシピが24種類掲載されています。使っている食材や調味料はスーパーで購入できるものがほとんどです。作り方がシンプルなので、減塩料理が気軽に作れると思います。

スタッフはレシピ本の中から、ポークチャップとパプリカのピクルスの2品を作りました。

■作った料理　その１「ポークチャップ」

＜材料（2人分）＞

　・豚ロース肉　140g
　・塩　2本指でひとつまみ（0.4g）
　・こしょう　少々
　・小麦粉　大さじ１強（10g）
　・サラダ油　適量
　・玉ねぎ　約1/3個（70g）
　・マッシュルーム　小2個
　・水　60ml
　・コンソメ　1/2個（2g）
　・ケチャップ　大さじ2強
　・赤ワイン　小さじ2（10g）
　・いんげん　4本（40g）

＜作り方＞

豚ロース肉に塩こしょうをふり、小麦粉をまぶす。
玉ねぎとマッシュルームは薄切りにする。
いんげんは茹でておく。
フライパンにサラダ油を熱して豚ロースを炒め、軽く火が通ったら取り出しておく。続けて玉ねぎ、マッシュルームを炒め、豚ロース肉を戻し入れ、水、コンソメ、ケチャップを入れ、最後に赤ワインを入れて煮からめる。
皿に盛り付け、いんげんを添える。

＜塩分とカロリー（1人分）＞

　・塩分：1.3g
　・カロリー：160Kcal

※材料、作り方、塩分は許可を得て掲載しています。

■作った料理　その２「パプリカのピクルス」

＜材料（2人分）＞

　・赤パプリカ　1/2個（75g）
　・黄パプリカ　1/2個（75g）
　・きゅうり　1/2本（50g）
　・酢　大さじ2（30g）
　・砂糖　大さじ1（9g）
　・白ワイン　大さじ1（15g）
　・塩　小さじ1/6（1g）

＜作り方＞

パプリカは一口大に切る。きゅうりはビーラーで縦模様をつけ小口切りにする。
ポリ袋に１のパプリカときゅうり、酢、砂糖、白ワイン、塩を入れて
よくなじませ、冷蔵庫で30分ほど漬ける。
余分な水分を軽く切り、器に盛りつける。

＜塩分とカロリー（1人分）＞

・塩分：0.5g
・カロリー：47Kcal

※材料、作り方、塩分とカロリーは許可を得て掲載しています。

■お昼ご飯で食べました　サイトスタッフの感想

ポークチャップとパプリカのピクルスをお昼ご飯にスタッフ皆で食べました。
どちらの料理も美味しい！と、とても好評でした。
ポークチャップのケチャップと赤ワインを煮詰めたソースが濃厚な味に感じました。豚肉を鶏肉に変えたり、生の魚の切り身（タラ、カジキマグロなど）で作っても美味しそうです。
パプリカのピクルスは、フルーティーで爽やかな味でした。
作り方がとても簡単で楽に調理できました。調理の際に使った塩、ケチャップ、コンソメは減塩タイプではありません。減塩調味料を使わなくても減塩できるので、”お手本にしたいレシピ”だと思いました。

■レシピ通りに作って味を確かめることが大切

減塩料理を作ろう！とレシピ本を買ったら、最初はレシピ通りに料理を作ります。”当たり前”と思いますが、レシピ通りに作って減塩料理の味を確かめることが大切なのです。

味の感じ方は人それぞれなので、同じ食塩相当量の料理でも味が薄く感じたり、ちょうど良く感じたりします。
減塩料理は使う調味料と調味料の組み合わせによって味の濃さの感じ方が変わるので、色々なレシピを試すことをおすすめします。

このレシピ本を執筆・監修した広南病院について

広南病院は、宮城県仙台市にある脳・神経疾患、脳血管障害に特化した病院です。
最近では40歳代未満で脳卒中を発病する人が増えていて、10代、20代のころの生活習慣や食事が起因している場合が多いことから、広南病院では、”若い時から脳卒中を予防してほしい！”と、減塩レシピの考案、レシピ本の執筆・監修、食事改善プロジェクトの立ち上げ等、様々な活動を行っています。