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加工食品の栄養成分表示が義務化 食塩相当量も表示
食品表示法により、加工食品の栄養成分表示が義務化
これまで食品表示の一般的なルールを定めている法律として、「食品衛生法」、「JAS法」、「健康増進法」の3つがありましたが、制度が複雑で分かりにくいことから、3つの法律をひとつにまとめ、より分かりやすい食品表示制度として2013年(平成25年)に『食品表示法』が施行されました。
この『食品表示法』にもとづき、一般消費者等へ販売される加工食品の栄養成分表示が義務化されました。
2013年から施行され、栄養成分表示への完全移行までの猶予は2020年3月31日です。
また、2017年(平成29年)9月1日から、食品表示基準の一部が改正され、新たな加工食品(輸入品を除く)の原料原産地表示制度がスタートしました。※
※消費者庁 食品表示制度全般「知っておきたい食品表示(平成30年10月版・消費者向け」パンフレットより
加工食品とは・加工食品の種類
食品の品質保存、有効利用、安定供給を目的として、いろいろな手段や方法を用いて食品を加工・処理したものが加工食品。
加工食品の種類は、水産練り製品・肉加工品・乳加工品・野菜加工品・果実加工品・油脂食品・嗜好食品・調味料・菓子類・冷凍食品・レトルト食品・缶詰食品・びん詰め食品・インスタント食品等です。
※
厚生労働省 e-ヘルスネット 加工食品より
減塩生活の方に嬉しい食塩相当量の表示
栄養成分表示が義務化されたことで、一般消費者向け加工食品に食塩相当量が必ず表示されることになりました。(ただし、表示が免除される場合があります。)
食塩相当量は、小数点第1位まで表示されます。
●表示例
1日または1食の食塩相当量を計算する時に、この食塩相当量の表示はとても助かります。
『食品表示法』が施行されてからは、商品パッケージに栄養成分が表示されている商品を多く見るるようになりましたが、スーパー等で見かける商品の中には、まだ栄養成分が表示されていないものもあります。
来年2020年3月31日で移行期間が終了するので、それまでには大部分の加工食品に栄養成分が表示され、食塩相当量も確認できるようになるでしょう。
栄養成分表示が免除される場合でも、一般消費者への情報提供として、事業者の方には栄養成分の表示をお願いしたいです。
塩分を気にしている人は、商品パッケージに食塩相当量の表示が無い商品は購入しないこともありますから。(スタッフの経験談)
■一般消費者向け参考資料(消費者庁)
■事業者向け参考資料(消費者庁)
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