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日本人の食事摂取基準(2025年度版)の食塩摂取基準量は?

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2025年度版の食塩摂取基準について





日本人の食事摂取基準(2025年度版)の策定ポイント

令和7年(2025年)2月、厚生労働省から「日本人の食事摂取基準(2025年度版)」策定検討会報告書をもとに、ポイントをまとめた【日本人の食事摂取基準(2025年度版)の策定ポイント】のスライドが公開されました。

このスライドでは、健康寿命の延伸を目指し、健康保持・増進、生活習慣の改善、生活習慣の発症・重症予防、生活機能の維持・向上を推進するために、策定方針、策定の基本事項、活用に関する基本事項等がまとめられています。

2025年度版のナトリウムの食事摂取基準量は?

厚生労働省が公表した「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、食塩摂取に関する重要なポイントが示されています。​高血圧や慢性腎臓病(CKD)の重症化予防を目的として、食塩摂取量を1日6g未満に抑えることが推奨されています。​
これは、世界保健機関(WHO)が成人の食塩摂取目標を1日5g未満と強く推奨していることや、日本腎臓病学会の「エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2023」でCKD患者の重症化予防のために1日6g未満が推奨されていることを踏まえたものです。

また、ナトリウムとカリウムの摂取比を小さくすることも重要とされています。
​カリウムは尿中へのナトリウム排泄を促進し、血圧を低下させる効果があるため、ナトリウム摂取量を減らすと同時に、カリウムの摂取量を増やすことが推奨されています。​ただし、高齢者では食欲低下が見られる場合があり、極端な減塩がエネルギーやたんぱく質など多くの栄養素の摂取量低下を招き、フレイル(虚弱)につながる可能性があるため、健康状態や食事全体のバランスを考慮し、柔軟に対応することが求められています。​

厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)の策定ポイント(PDFファイル)」をご覧になりたい方は、下記URLをクリックしてください。

厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)の策定ポイントhttps://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001396865.pdf」
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