今回紹介する「紅彩塩 白塩」は、干椎茸・昆布・干帆立貝等を使ってあら塩に独自の製法で旨みをつけた手作りの塩分控えめの塩です。 この「紅彩塩 白塩」を使って減塩ネットのスタッフが減塩料理を作りました。
「紅彩塩(べにさいのしお)」は一般的な精製塩よりも、塩化ナトリウムが10%少なく、89%に抑えています。
昆布の旨味成分であるのグルタミン酸、椎茸の旨味成分であるグアニル酸、かつお節の旨味成分であるイノシン酸、さらにカリウム、カルシウム、マグネシウムが入っています。
減塩調理に欠かせない”だしを効かせる”ことが「紅彩塩 白塩」ひとつで出来る便利な塩です。
減塩の塩の原材料でよく使われる塩化カリウム(カリウム塩)は使っていませんから、塩化カリウム独特の苦味やピリピリ感はもちろんありません。
減塩中は食べることを控える漬物ですが、ご飯には欠かせない存在です。
自分で手作りすれば、塩分の調節ができますし、副菜の一つとして野菜もたっぷり摂ることができます。
<材料> 4人分
1.キャベツ 6分の1個(今回は300gを使用)
2.キュウリ 1本
3.”紅彩塩 白塩” 適量
今回は小さじ2/3(3.2g)を使用しました。
※1人あたり0.8g使用
4.ごま油 小さじ1
<食塩相当量>
1人分 0.65g
※紅彩塩1gの食塩相当量は0.813g
レポートを担当したスタッフ”さとう”です。
「紅彩塩 白塩」に入っているだしのおかげで、いつも作っている塩もみより、断然美味しく作れました。野菜は程よく漬かり、色がとても鮮やかです。野菜不足になりがちな方に副菜としておすすめしたい一品です。
★調味料は使う量を把握し、食塩相当量を計算しましょう
今回の記事を作成する前に、きゅうりとキャベツのさっぱり漬けを作る時「紅彩塩」は1人分1.0gを使用しました。食べるとしょっぱかったので、今回は1gより少ない0.8gで作っています。
またキュウリとキャベツを漬けていたポリ袋を開けた時、野菜の水分がかなり出ていました。その水分を少し飲んでみると、塩味がありました。6番で水分を捨てているので、実際に食べた時の食塩相当量(1人分)は0.65gより少ないと思います。
皆さんがさっぱり漬けを作るときは、今回のレシピにある1人分0.8gを基準に作ってみて、2回目以降は好みで塩加減を決めください。
さっぱり漬けの塩分が多い時は、他のおかずの塩分を控えて、食事全体の塩分摂取量を調整するようにします。
使用する調味料は必ず量って、食塩相当量を計算してください。
出来上がりはしっとりのうす塩味の鶏ハムです。
市販品と違い、化学調味料や保存料が入っていないので、食品添加物が気になる方にもおすすめです。
調理の手間がほとんどかからない、手作り鶏ハムを使ったサラダです。
鶏ハムだけを食べてみると、ほんのり塩味があり味が薄いとは感じません。トマトと一緒に食べると、トマトの酸味が加わり爽やかな味で、他の調味料をかけなくても美味しく食べられました。
他のスタッフやスタッフの家族にも食べてもらいましたが、塩味はちょうど良く美味しいと感想をもらいました。
もう少し塩味がほしいと思ったら粗引きコショウを少々かけると、塩味の物足りなさをカバーできます。
手作り鶏ハムは、ハムが好きだけど減塩中なのであまり食べられない方、食品添加物が気になる方に特におすすめします。
鶏ハムを切るときは少し厚めにすると切り易く、また食べたときに満足感を味わえます。
ぜひ皆さんも作ってみてください。
手作り鶏ハムはどのくらい減塩なのか、市販のハムの食塩相当量と比較してみました。
表の一番右の列は、ハム50gあたりの食塩相当量です。鶏ハムはかなり減塩であることがわかります。
商品名 | 1パックの 容量 |
ナトリウム量 | 食塩相当量 | 容量50gあたりの 食塩相当量 |
紅彩塩白塩 手作り鶏ハム |
82.5g ※ |
320mg | 0.813g | 0.493g |
G社 ホワイトロースハム |
149g | 1,101mg | 2.79g | 0.937g |
N社 ロースハム糖質0 |
36g | 350mg | 0.889g | 1.234g |
N社 ロースハム低塩 |
36g | 183mg | 0.465g | 0.645g |
S社 ロースハム無塩せき |
60g | 424mg | 1.077g | 0.896g |
S社 ボンレスハム無塩せき |
55g | 392mg | 0.996g | 0.904g |
S社 ロースハムスライス |
38g | 395mg | 1.00g | 1.318g |
P社 ロースハム |
40g | 363mg | 0.922g | 1.150g |
S社 金のロースハム |
60g | 510mg | 1.295g | 1.079g |
※手作り鶏ハムは、1人分の容量です。
減塩の塩は、”今までと同じ量を使っても減塩できるようナトリウムを減らした塩”ですが、「紅彩塩」は、”使う量を少なくして減塩する”塩です。干椎茸、昆布、干帆立貝の美味し~いだしがたっぷりで、旨みを感じることができます。そのため、使う塩の量を減らしても美味しく食べることができるのです。
そこで、こんな使い方をしてみました。
■■■ 焼いてかけるだけ ■■■
<材料>1人分
・豚ロース薄切り 3枚
・紅彩塩 山椒 ほんの少々(0.1g)
・紅彩塩 柚七味 ほんの少々(0.1g)
・紅彩塩 ガーリック ほんの少々(0.1g)
・サラダ油 少々
<食塩相当量>
1人分あたり 0.24g
3種類の紅彩塩を使い、それぞれの味を楽しみました。どの味もとても美味しく、豚肉1枚で白いご飯をいっぱい食べたくなりました。
今回、豚肉を焼いて食べる直前に「紅彩塩」をかけたのは、”塩味は直接舌に感じるもの。少量でも味をしっかり感じることができる”からです。
しかも、干椎茸、昆布、干帆立貝の旨みがあるので、かけるのは”ほんの少々”※で十分です。
焼いたお肉のほか、焼き生鮭や焼き野菜、粉ふき芋に「紅彩塩」をかけても美味しいと思います。
「紅彩塩」は全部で10種類ありますので、同じ食材を使ってもいろいろな味を楽しめるのではないでしょうか。
※塩少々は、親指と人差し指で塩をつまみます。
今回は、”ほんの少々”なので塩少々より少ない量です。
←左の写真は私が実際に「紅彩塩の柚七味」をつまんでいるところ。
紅彩塩は、「紅彩塩 白塩」と「紅彩塩 白塩」をベースに香辛料などを加えたものが、全部で10種類あります。
左の写真は「紅彩塩 白塩」以外の9種類です。
上段左から、ガーリック、コショー、カレー
中段左から、柚七味、柚レモン、山椒
下段左から、抹茶、梅、ごま
どれも、とっても美味しい香りがしていました。
★お知らせ★
現在、山椒と梅は販売していません。
商品ラインナップに「あら塩」と「中あら塩」が加わりました。(2017年4月17日確認)
※皆様がご覧のパソコン、スマートフォン、タブレット等により、実際の「紅彩塩」の色と多少異なる場合があります。予めご了承ください。
今回紹介した「紅彩塩」は、和田食品のネットショップで購入できます。
パッケージが新しくなりました。
・150g入り 1,080円
和田食品「紅彩塩」のネットショップはこちらです