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TVコマーシャルなどでおなじみ「味付けぽん酢」は、しょう油を使っているので以外に高塩分です。鍋物、豚しゃぶ、かつおのたたき、ステキーやハンバーグなどで味付けぽん酢を使うことがあると思いますが、使う量に気をつけないといけません。
味付けぽん酢の塩分は、メーカーの栄養成分表を見ると、『大さじ1杯で食塩相当量は約1.4g』です。
食事で味付けぽん酢を大さじ1杯使うかどうかは料理や個人差もありますが、
味付けぽん酢を使うなら減塩タイプを使うか、減塩しょう油や減塩だしつゆとお酢を使って自分でぽん酢を作る、他の料理で塩を減らすまたは使わないなどの工夫が必要です。
また、かつおの”のっけ盛り”のように、たっぷり野菜の上にかつおを乗せて食べると、野菜のカリウムが塩分排出を助けてくれます。
※右写真のようにかつおの上にもたっぷりの野菜をのせて。→→→
現在、各メーカーから発売されている”ぽん酢”と一般的に呼んでいるもは、大きく分けると次の3つに分かれます。
1.かんきつ果汁に醸造酢を加えたもの → ぽん酢
2.かんきつ果汁に醸造酢としょう油を加えたもの → 味付けぽん酢
3.かんきつ果汁に醸造酢としょう油、昆布や鰹のだしを加えたもの → ダシ入り味付けぽん酢
1番のぽん酢は、塩分0gがほとんどです。(基本的にお酢は塩分0gですが、例外もあり)
2番のぽん酢は、しょう油を使っているので塩分があります。
3番のぽん酢は、しょう油とだしを使っているので塩分があります。
※各メーカーによって使っている原材料が違うので塩分相当量もかなり違います。
商品を購入するときは必ず「栄養成分表」のナトリウム量または食塩相当量を確認してください。
減塩指導を受けた方はご存知だと思いますが、調理の塩を減らした変わりに、お酢やレモン、かぼす等のかんきつ類をかけて食べると減塩食を美味しくし、上手に減塩することができます。
食酢やかんきつ類の酸味は、薄味の料理にアクセントをつけ、塩味の物足りなさをカバーしてくれます。
また酢の主成分である酢酸には、様々な良いことがあります。
※お酢はほとんどがナトリウム量0mgです。商品によっては100gあたり数mgのナトリウムが入ってる場合がありますが、食塩相当量は0gです。(ナトリウム約393mgで食塩相当量1g)
代表的なお酢の良いところを挙げてみました。減塩する人もそうでない人も、お酢を上手に利用しましょう。
ミツカン
ミツカン中央研究所の方の話
『塩味と酸味のいい関係 食酢の減塩効果』は必見です!
マルカン酢
お酢のはなしの「レシピ」、「お酢が体にできること」はぜひ参考に!
飯尾醸造
創業は明治26年。 130年ずっとお酢を造り続けている京都・宮津のお酢屋です。
『お酢屋母娘の酢料理レシピ』
減塩に限らず、酢を使ったレシピサイトを紹介します。減塩が必要は方がレシピを利用して作る場合は、材料の調味料を減塩のものに置き換えて作りましょう。
ミツカン メニュ・レシピページ
マルカン酢 お酢の基本レシピ
インターネットで購入できるお酢のレシピ本です。紹介しきれないほどレシピ本はたくさんありますので、近くに本屋さんがある方は一度本屋さんをのぞいてみてください。